Cintiq12WXを買ってしまう


買っちゃったww
考えてみると、3〜4年前に会社で出入り業者が試供品として持ってきたのをいじったことはあったものの、買うのははじめての液タブです。ずっと欲しいなぁ・・・とはずっと思ってたけど、なかなか踏み切れないでいましたが、待った甲斐はあったというべきか。
ってまだぜんぜんいじってないのですがww
とりあえずインプレ〜〜
今回はWEBで見て気を失ってポチった訳じゃないので、筐体の出来とか、書き味については文句なしのはず。っていうか、良くできてます。電源、モニターケーブル、USBは、本体と別にBOXを設けてそこに差し、本体からは、こんなに細くて平気なの?くらいのケーブルが一本出ているだけ。モニターの調整用スイッチはBOX側にあって本体はタブレット関係のスイッチ類しかありません。当然ですが、電源スイッチは手元の本体側にあり、使わないときはまめに切っておけばバックライトのもちもよさそうです。

今まで使っていたPTZ-630(A5サイズ)との大きさ比較。
描画面にあわせ、ほんまに横幅が大きくなっただけというかんじ。非常にコンパクト。

やっぱちいさい!薄い!軽い!まぁ、こういう形でぽんとあるとこういうものかなぁ・・・って思うかも知れませんが、今までの液タブがアレだっただけに、なんかこう、なんつうか一歩野望に近づいた感がありますねwなんに対する野望か知らないけどw
小さいってのは思ったより重要。21インチモデルとか、机に置いたらそれ以外はなんもおけなくなりますが、これなら、気軽に使えます。

裏面。何故か白い。汚れが目立つだろうなぁ。
VESA規格のねじ穴もありますね。スタンドはシンプルですが、ある程度の角度調整も可能。


よくみると四隅の足がゴムじゃない・・・。
前のエントリーで家具すべーる貼るとか言ってますが、もう貼ってありましたwwしかも、画面中央に当たる部分の裏にはゴム製の突起物が。そう、これ、回すことを前提に作ってありますね。

手ぶれも混じってますが、こんくらいクイクイ回せます。
回して描くことに対しても、小ささはアドバンテージです。21UXとちがって、回した上に位置をずらしたりも出来るので、いいかんじ。体のポジション変えないでいいのは長時間だとどんなに楽か・・・。って、まだ本格的に使ってないので妄想段階だけどw
とまぁ、接続しないで悦に入っていても仕方ないので(まずつなげよw)、早速前タブとリプレイス。たしかグラボはDVIx2に対応してた気もするのですが、変換コネクタとかどこ行ったか分からないのでwとりあえずアナログで入力。自動調整してもちょいピンぼけなかんじですが、まぁ必要にして充分かな。・・・って、やっぱDVIがいいかな・・・どうせグラボ買い換え予定なので次はDVIx2にこだわって買おう。

あえて補正無しで。輝度差はこんなにあります。
画面はお世辞にも明るいとは言い難いです。これでもメインモニターはかなり輝度抑えてあるんですけどね。つうか今時モニターが明るすぎるだけって話しもありますが。
ただ、性質上、かなり顔を近づけることになるので、べっかべかに明るかったら、目を悪くするだけですし、これをメインモニターとして使う人もいないと思われるので、というか、サブモニター前提の設計のような気もするので、これでいいのかも。色味に関してもメインで確認すればいいだけの話。
さらにいえば、暗いおかげなのかなんだか、30分ほどつけっぱにしてさわってみましたが、発熱はかなり従来品より抑えられています。って無い訳じゃなく、熱いっちゃ熱いですが、以前に比べれば雲泥といってもよろしいです。
グラボはGeforce7600GSで、今までの24インチI-O製モニターをプライマリとして12WXをセカンダリ、モニター設定はDualviewとしました。とりあえず、問題なし。アプリによってはクローンにしないと色味の確認が出来ないかも知れないけど。
タブレットとしての性能は・・・Intius3っすw
うれしかったのはスイッチ一個で「マッピング画面の切り替え」ができること。公式サイトなどの説明では、いまひとつ判然としなかったので不安だったのですが、要するに、タブレットの適用範囲を液タブ側とメインモニターとで切り替えが可能でした。これは是非にも出来て欲しかったので安心しました。
これがどういうことかというと、メイン画面側に切り替えた場合は、いままでのタブレットと同じ使い方が出来るわけですね。全体の構成をみながらのラフや大まかな色づけは解像度の高いメインモニターでやって、精度の必要な細かい部分や、主線入れなどは液タブ側に切り替えてがりがりとやる事が可能って事です。ちょっといいっしょ?w
もっともアプリが対応してないと描画用ウインドウをえっちらおっちら運ばないといけないわけですがwあと、気がついたら液タブ側を全然使わなくなったりしたらどうしようww

ペンとホルダーはなんか黒っぽく。なぜか尖端チップまでわざわざ黒くw
当然のことですが、ふつうのIntius3用のペンも使用可能です。つうか色違うだけw

さて、肝心の液タブとしての使用感ですが、まだ全然いじってないので改めて書きます。
いまのところだと、やはり紙に描いてるのと比べると、保護ガラスが厚いこともあって、隔靴掻痒っていうかちょっと違和感が。もっとも液タブってこういうものなんで、慣れが必要って事かと思います。まぁ、○とか描くのは通常のペンタブにくらべれば、非常に楽っす。
あと、机に水平に置いた場合、当然手前は近く、奥は遠くなるので遠近法に則って、できあがって立ててみると絵がゆがんでいるという現象を、本当に久しぶりに体験ww忘れてた訳じゃないけどなんか新鮮w
スタンドを立てれば傾斜しますが、回せなくなるので、かつてのように画板引っ張り出して机に傾けて置くことになるのかな・・・。その場合、例のゴムの突起だけで自重が支えられるのか・・・とかちょい不安。
他にも画面隅だとポインタがずれるとか問題があるようですが、とりあえず、ガジェットとしては所有欲を充分満たしてくれる出来です。細かい使用感に関しては・・・冬のイベント用のコピー誌を、嫌でもこれでやることになるのでww来年あたりに書けると思います。ではよいお年を〜w