大量BANがあったらしい

どうも、今日のメンテで昨今にない大量BANがあったようです。
といっても、BOTが激減していたのは午前中くらいで、夕方、夜にかけてまた復活していましたが、これは、BANが行われたことで、ファーマー、および、日本人ユーザーで中国製クライアントエミュレーターを利用している人が再起動に慎重になった事の表れだと思います。
ここで手をゆるめずに、2度3度と行われることを願いますw




さて、がんばれNCJで、叩きが目的ではないのですが、このゲームがBOTだらけになった原因は、やはり初動における及び腰な対応にあったんじゃないかと言う話。
リネージュ2というゲームは、非常に高額だが著しい高性能の装備、PCレベルアップによるステータス変化が少ない、レベルが離れると経験値取得、ドロップが無くなる(自分のレベルにあった強いMOBを前出の高額な装備を買って狩らなければならない)など、「レベルアップのために莫大なアデナを稼がねばならない」という、他ゲームにはない特徴を備えていたのですが、(ふつうは「楽に稼ぐためのレベルアップ」ですが、これが逆転しているというおもしろい設計だったわけですね。)普通に考えればこれはそもそもRMTが成立するのに非常に有利なシステムであったといえます。ひょっとしたらRMTをシステムに取り込む算段があったんじゃないかと思うくらい。でも、規約で禁止されました。
リネ2は第2世代のカジュアルMMORPGに属しており、当時の設計としてはファーマー対策を盛り込まないのは当たり前だったとはいえ、このゲームがリリースされる前にすでに深刻なファーマー問題を抱えていたROと言う先達があり、いずれ、ファーマーがやってくることは分かっていたはずで、それをふまえた運営開始が望まれていたわけです。ROなどから移住してきたユーザーは明らかにきちんと教育されているGMの対応などで、「これはいけるかも・・・」という感触を当初持っていたのですが・・・。
ご存じの通り、GMはファーマーに対してOBの当初から無能ぶりを晒すだけでした。これではうさださんじゃないですが「そびえ立つクソ」って言われても仕方がありません。たらればを言ってもきりがないのですが、もしここで、まだ肉入りファーマーがぼちぼちいたくらいの時点で(肉入りだから対処しづらかったと言う訳じゃなく、「Are you RMTer?」って変な英語で聞いたら「yes」って答えてたんですよw ノルマがきついって愚痴まで聞いたww)、思い切った対応がなされていれば、あそこのGMは無能で客もいっぱいいるなんて認識(ちなみに、これは私の見解ではなく、最近聞いたファーマーからのwisによる彼らの見解なんですが)を与えることもなく、その後のおたおた対応を突破してまで狙われることはなかったのではないか?なんてことを思わずにはいられません。
RMT有利なゲームシステムを採用し、かつ、それを規約で禁止するのであれば、ファーマー対策はきちんと構築した上で運営を開始すべきであり、それがなされていた形跡がないと言うことは、はっきり犯罪である不正アクセスをしてまで狙われる土壌を築き、顧客の個人データまでも危険にさらす遠因を作ったのは、他ならぬNCJだったんじゃないかと・・・。


ところで、上でおたおたと書いたNCJのファーマー対策ですが、「海外IPのアクセス禁止」(少数ではあるが存在した「善良な」海外アクセス者をも締め出した)「ゲームガードの導入」(ゲームとまったく関係ないユーティリティーまで「不正ソフト」としてはじき、かつ、BOT側は簡単に突破している。ゲームガードのアップデートサーバーが落ちて、正規クライアントユーザーが誰も接続出来なくなった時、BOTだけ素通りしてINしていたなんて異常事態まで起きている。)「クレジットカードの認証」(このプログラムに対応していたカードは、導入当時、非常に少なかった。)「セキュリティーカードの導入」(銀行じゃあるまいし、非常にめんどくさい)など、どちらかというとユーザーに苦痛をかけるものばかりが多いような・・・・。緊急措置なので、納得して下さいってことなんですが、NCはこればっかりで、BOTだけじゃなくバグチートなどの対応も「クエを受けたり進行するためにインベントリは80%以下に」なんて極一部の問題の発生を防ぐためにものすごい不便になる場当たり的対策をして、その後、そのまんま放置する傾向があり・・・っていうかそういうのが多すぎです
これに関しては、やっぱり上で書いたボロボロ運営で多くのヘイトを集めていたROの運営をふまえた上で、反面教師にするどころか、大いに参考にして、システマチックに顧客を生かさず殺さず・・・を狙った形跡があるような気がするんですが、この話はまたこんどっ!た、たたきは目的じゃないのでっ!!!